痛み分けか 2005 3 18
昨日、電子メール版の「日刊ゲンダイ Dailymail Business」を読んでいたら、
「フジテレビも『時間外取引』の前科」という記事(下記の引用を参照)がありました。
これが、事実ならば、フジテレビ・ライブドア戦争も、「痛み分け」でしょうか。
ところで、「日刊ゲンダイ Dailymail Business」(有料)は、実に便利です。
夕方、6時半頃に、電子メールで送られてきます。
だから、わざわざ、駅まで買いに行く必要がないのです。
車通勤の方は、電子メール版が便利でしょう(www.ngendai.com)。
私は、情報収集ために、日経新聞や全国紙だけでなく、こういう夕刊紙も読んでいます。
その他に、株式市場の雰囲気を知るための情報源として、いくつか電子メールを利用しています。
たとえば、「株式新聞メールマガジン(www.kabushiki.co.jp)」とか、
お気に入りは、「株式投資・今朝のレッスン(www.mag2.com/m/0000061561.htm)」などです。
(これは、個人投資家専用の投資顧問会社BRBインベストメントが運営しています)。
その他にも、いくつかありますが、紙面のスペースの関係で、別の日に紹介します。
「日刊ゲンダイ Dailymail Business 2005年 3月18日号 -1」より引用。
<銀行5行から「ニッポン放送株」大量取得>
<フジテレビも「時間外取引」の“前科”>
ライブドアによる「時間外取引」で始まったホリエモン騒動。
TOBを宣言せずに33%超の株式を取得したために「脱法行為だ」と、さんざん批判を浴びた。
フジテレビも「著しく透明性、公平性を欠く取引で、違法の疑いもある」と地裁に訴えている。
ところが、である。
なんとフジテレビも「時間外取引」をしていたことが明らかになった。
フジテレビによる時間外取引は、昨年の9月10日。
ニッポン放送405万株を、
みずほコーポレート銀など金融機関5行から「立ち会い外取引」で取得していたのだ。
その結果、わずか0.03%だったフジテレビの持ち株比率は、
一気に12.4%にハネ上がり、大株主に躍り出ることになった。
「当時、村上ファンドがニッポン放送株の16.6%を持ち、筆頭株主になっていた。
『フジサンケイグループが乗っ取られる』と危機感を持ったフジテレビは、
慌ててニッポン放送株の買い集めに走ったようです」(兜町関係者)
もちろん、33%を超えなければTOBをかける義務はない。
しかし、当時からニッポン放送の「子会社化計画」があって大量取得したとしたら、話は別だ。
ライブドアの所業に文句をつけられなくなる。